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ADDICTIONにADDICTED?あっという間に大人になった女の話

こんばんは!


今日はADDICTIONにADDICTED(中毒)していたお話でも・・・と思います。
あくまでもごく個人的な感想となりますのであしからず。


さて。ADDICTIONといえば、立ち上げから10年に満たないにも関わらず(2018年現在)、全99色を誇る圧巻の単色アイシャドウは、知らない人がいないほどの超絶人気アイテムですよね。
私が初めてADDICTIONのカウンターを訪ねたとき、まだ初代黒パケ時代だったのですが、それはもう、ものすーーーごく興奮しました。
それまでにもMACの単色とかあったんですけどね、時代はどんどんラフな空気感に向かっていたから、がっつりスモーキーアイとかはちょっと違ってて。
もっとラフでカジュアルなんだけど、でも攻めてる感じのADDICTIONは、ほんとーに他にはないオシャレ感がありました。

中毒者続出と噂には聞いていましたが、まさに私も即日どっぷりと漬かりまして。

ざっくり数だけ書きますが、アイシャドウだけでも 約20個?
念のため断っておきますが、私はコスメに関して、コレクタータイプでもなく、ミーハーでもありません。
「厳選・実用・継続」をモットーに、コスメと向き合うその姿勢はまるで爽やかな侍のようだという噂です。

そんな私が20個。
気に入った色は複数買って人にプレゼントまでしていたので、色としては15色ほどになりますか。
しかも、カラフルなメイクをするタイプではないため、ほとんどが白~茶色のバリエーションです。

平成の侍が、どうしてこうも心乱れたか?
自分で分析するに、大きく2つ思い当たる点があるのですが。
1つは、最初に書いた通り、他にはない展開だったから。
もう1つは、この商品が良くも悪くもシンプルだったから。
99色もあってどこがシンプルかって話なんですが、色じゃなくて、質感なんです。
一応質感のバリエーションも、マット、パール、ラメに分かれてはいるんですが、それぞれがまぁあっさりというか・・・簡単にいうと単純明快。わかりやすい質感なんですよ。
ひとくちにマットと言っても、肌に溶け込むような質感だとか、まぁ色々あるじゃないですか。
ADDICTIONのは、例えばショコラなら、まんま粉末ココアって感じなんです。
色味が気に入って購入するも、しばらく使っていくうちに、もうちょい溶け込むように~とか、もうちょい光りのニュアンスを~とか、質感チェンジしたいがために、追加に次ぐ追加。。。
結果、気が付けば白~茶色の単色だらけになりました。笑

まるで理科の実験みたいで、楽しかったんですよ。好きな質感を作るために、あれこれ考えて。

でもね~。。。

ADDICTIONの単色シャドウが大当たりしたことで、しばらくして色んなメーカーが続々と単色シャドウを売り出したんですよね。
それまではなかなか見つからなかった絶妙なカラーも続々。

それでも侍の私ですから、手持ちのADDICTIONたちを活用させるべく、同じADDICTION内で試行錯誤を繰り返したわけなのですが。
さすがに途中でうっすら気が付いていましたが、試行錯誤という名の悪足掻きをね、してしまいました。(後半5色くらいは足掻き。)

そんなある時、日本上陸したトムフォードのシャドウの質感が、たまらん!という話を耳にしまして。
「あーーーもう隠せない。
私、ADDICTIONの質感、全然気に入ってないわ。」
と、静かに失敗を認め、中毒症状はあっさりと終わりを向かえたのでした。

質感ね。。。
そこね。。。

違和感感じ始めの頃、パーソナルカラー以外の何か(パーソナルカラーは色だけでなく質感も左右されるため。)がある気がするけれど、具体的にこう!とは言えなかったのですが。
試行錯誤しまくった今ならわかります。


若い、のひとことに尽きる。


ある程度の年齢がいって、カシミヤのニットが似合うように。
ポリエステルサテンとシルクサテンの艶が似ていたとしても、シルクの絶妙な落ち感に違いを感じるように。

化粧品の微妙な質感の差も、これと同じなんですよね。自分にしかわからない程度だったとしても。


いや~~~足掻いてしまったなァ~~~。



安っぽさとは違う、オシャレなチープ感てありますよね。ADDICTIONはまさにそれ。若い女の子、大人っぽい女の子こそ大いに楽しんで、本当に大人になったら卒業かなと、そんな風に思うのでした。

ちなみに、アイシャドウが20個という話であって、他にもリップにチークにネイルにアイブロウにブラシにと、ADDICTED・・・。
現役活躍中なのは、リップとネイルとアイブロウブラシだけです。


肝心のアイシャドウについては、残念ながらリピ予定のものは0。
人に譲ったりしまして、手元に残っているのはこちらだけ。


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パレットのものは元のケースを捨ててしまったり、使用感があったりであげることが出来ず💧
気分で眉に使ったりしています。
とほほ。